しーまブログ 暮らし・生活奄美大島 ブログがホームページに!しーま新機能のお知らせ! さばくる~イベント情報受付中!~

海外のお部屋探し中国編その4




深センでのお部屋探し

深センは1980年に経済特区に指定されて以来、急速に人口が増加し、マンションやアパートが大量に建設されたエリアです。市民の多くがアパートや高層マンションに住んでおり、賃貸物件も集合住宅が中心となっています。
深センで部屋を探す際には、主に2つの方法があります。1つめは、日系不動産に仲介してもらう方法。日系不動産は日本語で手続きを行えることが多い他、日本人の海外移住に関する知識に強いため、海外赴任に際してさまざまなアドバイスを受けやすいというメリットがあります。2つめは、日本での部屋探しと同じく、現地の不動産やインターネットの賃貸情報サイトを利用して探す方法です。家賃の価格設定や設備の入れ替えについて交渉するシーンもあるので、中国語に堪能である人におすすめの方法といえます。

契約の流れ

条件のよい物件が見つかったら、すぐに担当の不動産会社に連絡をとります。深センの賃貸物件は需要過多の傾向にあり、インターネットに掲載中の物件はすでに借り手がついている場合もあるので、事前の問い合わせがおすすめです。物件の所有者である大家に直接連絡することができれば、最新の空き部屋の情報が手に入りやすい他、仲介手数料を安く抑えられるメリットがあります。契約時には賃貸契約書を作ってもらい、家賃の金額・税金の支払いの有無などについて明文化してもらいましょう。特に住宅税の支払いについては、入居後にトラブルになる場合が多いため、注意が必要です。立地・設備のよい物件は競争率が高いので、良質な物件が見つかった際には早めの決断が必要でしょう。契約期間は1年が一般的で、契約更新ごとに家賃が変動する場合があります。

深センでの賃貸の注意点

深センは近隣にある香港とは異なり、英語が通じないことが多いエリアです。中国語に不慣れであるうちは安価な物件を避け、日本人が多く住む賃貸物件を探すことをおすすめします。日本語対応ができる不動産業者もしくは大家の物件であれば、入居後のトラブルにも対応しやすいので、尚よいでしょう。ちなみに、初めて中国に住む場合なら、サービスアパートメントの利用も考慮に入れます。セキュリティ面や衛生面において管理が行き届いている物件が多いため、単身赴任にも最適です。また、深センの賃貸物件は、基本的に現状渡しとなっています。契約前には室内の状態や水回り、備えつけの家電が正常に動作するかどうかを確認しておきましょう。異常があった場合は、事前に設備の買い換えや修理をお願いすることで余計なトラブルを防ぎ、より良い環境で暮らすことができます。

日本からの引っ越し

日本から中国に引っ越す際は、引っ越し業者に依頼して、生活に必要な用品や衣類等を輸出します。しかし中国では、引っ越しの荷を受け取るには居留許可が必要となります。中国の居留許可を取得するには、入国後に現地の公安局で手続きをしなければならない他、申請が通るまでに一ヶ月強の期間を要するのが一般的です。よって、現地ですぐ必要になるものは手持ちの荷に入れ、それ以外を船便もしくは航空便で送ることになります。中国へ赴任が決まった人は、一ヶ月ほど余裕をもって現地に先行し、ホテル住まいをしながら申請がおりるのを待つ人が多いです。ちなみに、外国人が中国に滞在する場合、境外人員臨時住宿登記単を取得する必要があります。ホテルに滞在する場合はホテル側が手続きをする場合がほとんどですが、アパートやマンション、友人の家などに宿泊する場合は、自分で手続きをしなければなりません。滞在場所付近の公安局の住所を事前に調べておき、入国後、すみやかに手続きに行くようにしましょう。24時間以内に手続きをしなかった場合、罰金・拘留の対象となる可能性があります。



食文化

かつて漁村であった深センは、1980年に経済特区になって以来、中国各地から多くの人が流入し、発展した都市です。よって、食文化も多様性に満ちています。
中国では、四川料理や湖南料理など、地元特有の食文化が突出する場合が多くあります。しかし深センは、特定の食文化が成長したというよりは、人口の流入と共に中国各地の多様な食文化が集結し、共存しているエリアといえるでしょう。特に四川料理、湖南料理の店が多く、スパイシーな本場の味を堪能することが可能です。海が近いため、新鮮な海の幸を楽しむこともできます。欧風料理や日本料理店、外資系ファーストフードなど、外国の料理店も徐々に増えている点も特徴です。中華料理を中心に、世界各地の食文化が色濃く混在しているエリアといえます。

食事の注意点

深センは亜熱帯気候なので、夏場は特に食べ物が傷みやすい環境といえます。自炊する場合は、卵や野菜の生食は避け、十分に火を通して食べることをおすすめします。外食の注意点としては、食器類の衛生面です。日本のレストランほど丁寧に洗浄されていないことが多いので、気になる方はお茶で箸やレンゲ等を洗ってから食事するようにしましょう。屋台では長時間外気にさらされたものが提供されることもあるため、不衛生な店での食事は避けたほうが賢明です。なお、支払いは現金にしましょう。海外でのクレジットカードの利用は、高額請求やスリなど、思わぬトラブルの元になることがあります。現地に慣れている場合を除いて、クレジットカードの利用は避けましょう。

スーパーマーケット&コンビニ事情

深センには、住宅街にあるローカルスーパーや市場のほかに、カルフール、ウォルマート等の外資系スーパーが多く点在しています。地域に密着したローカルスーパーでは、食材の量り売りを行っていたり、都心部の大手スーパーでは低価格な食材に加えて富裕層向けの有機食材や鮮魚などを販売しており、各家庭の多様なニーズを満たしています。また、鮮魚や納豆、豆腐といった、日本食ならではの食材を手に入れたい時は、ジャスコやイオンの利用がおすすめです。日本の店舗に比べると品数は控えめですが、日本でおなじみのスポーツ飲料やビールなども購入することができます。
なお、深センの都市部は、中国国内でも特にコンビニエンスストアが多いエリアとして有名です。中国のローカルチェーン店をはじめとして、セブンイレブン、サークルK等の日系企業も進出しています。ただし深センのコンビニには、弁当やサンドイッチをはじめとする惣菜がほとんどありません。ビジネスマンの昼食は、持参した弁当を食べるか、飲食店を利用するのが一般的です。



深センの交通事情

深センは世界有数の経済都市であることもあり、地下鉄やバス、タクシーなど、公共交通網が充実しているエリアといえます。地下鉄は2015年時点で5路線が開通しており、今後も路線数の拡大が予定されています。道路は渋滞することが多いため、定刻通りに到着したい時は地下鉄を利用するとよいでしょう。なお、深センの地下鉄では、乗車に際して荷物検査が実施されます。万が一に備えて、パスポート等の身分証を携帯しておくと安心です。
市バスや地下鉄沿線から離れた場所に行く時は、タクシーの利用がおすすめです。深センのタクシーは、車体の色によって送迎範囲が異なります。市内に向かいたいときは、赤のタクシーを、特区外に向かいたいときは緑のタクシーをひろいましょう。なお、日本同様、自家用車で営業している白タクシーも走っていますが、安全に利用するには土地勘や語学力が欠かせません。信用できるタクシー企業の番号を携帯にいくつか登録しておき、必要に応じてチャーターできるように準備しておくとよいでしょう。

「水」情報

飲用水は、ミネラルウォーターを利用するのが一般的です。水はスーパーで比較的安価に購入することができる他、ウォーターサーバーのタンクを自宅まで配送してくれる業者も多く市内に展開しています。ただし、水の配送業者を選ぶ際には、信頼性の高い企業を選ぶことをおすすめします。なぜなら、安すぎる業者を選んでしまうと、水道水をつめたタンクを配送されるなど、安全性に欠ける可能性があるためです。深センは水道水の飲用水化をはかるべく、水質改善に取り組んでいる地域ですが、まだ飲用は避けたほうがよい水質といえます。マンションの配管の老朽化によって水質が汚染される場合もあるため、水道水はシャワーや洗濯などの利用にとどめたほうがよいでしょう。

学校・幼稚園情報

深センでの教育環境としては、主に3つの選択肢があります。1つめは日本の文部科学省が認定した日本人学校、2つめは、インターナショナルスクール、3つめは現地の学校です。日本人学校は日本の同世代の子どもと同等の教育を受けられる点がメリットといえます。深センにはまだ日本人学校の数が少ないため、入学を希望する場合は早めに手続きをするとよいでしょう。
なお、日本人向けの幼稚園も増加傾向にあります。日系の幼稚園は、日本と現地の文化をほどよく取り入れたカリキュラムが組まれている点が魅力です。保護者同士の交流会や語学勉強会が開かれることも多く、慣れない土地での生活を家族単位でサポートしてもらえるところも大きなメリットといえます。

病院情報

深センは、都市部と地方を比べると医療レベルに差があります。毎年、広東省社会保険局が各病院の設備や医療技術を評価・ランク分けをしているので、最寄りの三級甲等病院(高度な医療設備と技術を有する病院)を事前に探しておくとよいでしょう。なお、中国の病院は、外国人向けのクリニック以外は、基本的に中国語しか通じません。母国語以外で正確に症状を伝えるのは難しいため、できるだけ外国人への対応に慣れている都市部の大病院を利用することをおすすめします。日本人医師が常駐している外資系クリニックか、総合病院の「特診部」での受診であれば、英語や日本語が通じやすいので安心です。なお、海外医療の保険に加入していると、通訳の派遣や支払い代行などのサポートを受けられる場合があります。




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
一人暮らしもファミリーも。
お部屋探しはお任せください!!

アパマンショップ奄美大島店
〒894-0006
鹿児島県奄美市名瀬小浜町4-28AISビル1F
定休日:水曜日
株式会社 ビルムホーム
TEL0997-69-3399
FAX0997-69-3381
営業時間
 9:30 〜 18:00
10:00 〜 18:00(日曜・祭日)
定休日 毎週水曜日
(2月3月は、休まず営業)

メールアドレス
amamioshima@apamanshop-fc.com

営業
富田 浩行

電話
080-2758-5593

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇